今回は、40代女性の婚活において、お相手に対する条件が定まっていないと、どんな問題があるのかというお話です。
「ターゲットが不明確」という問題について、お話していきます。
あなたが例えば、どんな人と結婚したいのかを聞かれたとして、その問いにすぐに答えられないとなったら、それは結構問題アリ。
すぐに答えられる人でも、それがちょっと的外れである場合も多いのです。
どんな相手と結婚したいのかを、当の本人が気づいていない場合、それはそれで大問題のわけですが、的外れの場合においても、婚活はうまくいきません。
ターゲットが不明確とはどういうことを言うの?
ターゲットが不明確とはどんなことなのか、わかりやすいように例を出してお話します。
例えばあなたが、「渋谷の駅、ハチ公のあたりで男の人探してきてください」と頼まれたとします。
渋谷のハチ公前を通っていく男の人なんて何千人、もしくは何万人、何十万人もいるわけですから、探してきてと言われても、どんな人を探せば良いのか、迷うはずですよね。
背がいくつで、とか、メガネかけてて、とか。
このような参考になるワードすらなく、ただ「男の人を探して」と提示されたところで、迷ってしまうのは当然です。
ターゲットが不明確とはそういうことです。
それが例えば、渋谷駅のハチ公の周辺で赤いバラをくわえている人を探してきてください。
となれば、そんな人はあまりいないので、すごい明確ですよね。
その人を見つけることが出来る確率はすごく高くなるわけです。
このように、ターゲットをちゃんと明確にする、ピントを合わせるって事が、婚活にはすごく大事です。
ですから、あなたの運命の相手もどんな人なのか、ピントを合わせる作業をする必要があります。
お見合い相手がいつもズレてるなら…
それが定まってないと、例えば人に紹介して欲しいと頼んでも、自分が求める人と違う人ばかり紹介されることにつながります。
そうなる理由は簡単で、あなたがそれを明確に指示してないからですね。
お見合いでも同じです。
「こういう人がいい」と、お相手の条件を事前に伝えることは多いですが、その条件があなたの心の琴線に触れる、あなたの心から求めているその条件とズレたことを伝えてしまったりすることがあります。
的外れなことを伝えてしまうと、その通りの人を紹介してもらっているはずなのに、何か違う…となってしまうわけですね。
(紹介してくれた人が、言ったとおりの人とズレた人を連れてきてしまったのなら、また話は別ですが。)
例えばあなたのお相手への条件が、<年収は400万円以上の人>であることを伝え、年収が400万以上の人をつれてきたとしたらそれはちゃんとあなたの思い通りの人を探してくれたということになります。
それなのに、何か違う…と感じるのであれば、あなたの指示が的外れでずれている可能性があります。
なのでそれをピチッと的を合わせる作業が必要になってくるんですね。
自分のお相手に対する条件がわからない、どんな人と結婚したいのかわからない人のために私が作った、<理想の結婚相手を明確にする方法>という教材がありますので、ウェブサイトをチェックしてみてください。
リンク:理想の結婚相手を明確にする方法
まずあなたが、どう言う人と結婚したいと思っているのか、その条件を知ることから始めなければいけません。
「こういう人と結婚したい」という条件が、あなたにもたくさんあるはずです。
その条件がたくさんあることに気付いてないかもしれませんが、誰にでも、相手に求める条件ってたくさんあるものです。
例えば、タバコを吸わない人、身長が173センチ以上の人、年収が400万円以上の人、年齢は25歳から45歳までの人、など。
体重は何キロ以下の人、何キロ以上の人、などもそうですね。
茶髪にしている人してない人、ロン毛の人短髪の人、いろいろあると思います。
これ系のお仕事をしている人、またはこれ系のお仕事をしてない人なども色々あると思います。
ね、たくさん出てくるでしょう?
最低50個は誰でもあります。
実際に聞いてみると、「そんなにない!」と言う人も多いのですが、書き出してみると本当にたくさん出てきます。
自分が求めるお相手に対する条件を明確にするためのワークショップ形式のセミナーなども開催しているのですが、参加者のみなさん、みんな出てきます。
実はみんな、たくさん持ってるんです。
100個くらい持っている人も結構たくさんいます。
まずは、どんなわがままな条件でも良いので、とにかく全部書き出してみるんです。
とにかく、自分の中にある条件をザーッと出してみるんです。
そしてその後に整理をしてみてください。
何も考えないで書き出しただけだと、全部そろってないといけないとなってしまいがちですが、冷静にワークしていくと、全部そろってなくても満足できるということがわかってきます。
自分にとって大事だからはずせないという条件だけは大事にして、どっちでもいいという条件は、全部気にしないと決めてしまえば良いわけですね。
それでそれにかなう人は、実際にたくさん出てきます。
そういう風にして<ターゲットを明確にしていくワーク>をされる事をオススメします。
あなたのお友達や知り合いに、こんな人はいませんか?
「恰幅のいい男性が好き」と言ってたのに、実際にその子が結婚した男性を見てみたら、痩せている人だったりだとか。
「こういう男性は嫌い」「好かれても迷惑」って言ってたのに、そんな男性に熱心に1年くらいアプローチされているうちに、結局その男性のことが好きになって、結婚して20年以上幸せにやってるとか。
こんな風に、「言ってることと やってることが違う」人は多いですよね。
つまり「自分がどこに向かっているのか分かっていない」迷走状態。運よく最終的にハッピーエンドに流れ着けば良いのですが、そうならないケースも多々あります。
あなた自身にももしかすると、「こういう人が好き」と言っていても実際に好きになった人や実際に付き合った人はその真逆だった、というご経験があるかもしれませんね?
これらは全部、「的が外れている」例です。
<的外れ>は、悪くはないのですが、的が外れていると結婚しづらくなります。
なので、的を当てにいく、それを見直すことが大事です。
時々はご自分の「相手に対する条件」を見直してみて、ブラッシュアップしていってくださいね。
例えば、実際に好きになった人を見てみたら、自分が今までに持っていた、好きな条件に当てはまっていないという場合。
ということは、私は「こういう条件が大事だ」と思っていたけども、それよりももっと大事な他の条件があるのかもしれない、と考え直してみるところだということです。
「実際に好きになった男性が持っている特徴で、自分では気がついていなかった、しかし本当は自分が好きな男性の特徴は何だろう?」と見直してみてください。
私が結婚してから気づいた、条件の盲点
私自身、婚活で苦労し、結婚できなかった時期はすごく長かったのですが、どんな人と結婚したいか、付き合いたいとかと考えていた時、結婚できなくて困ったときは、こんなふうに言ってました。
私の好きな男の人は色黒でマッチョで、国際経験が豊かで、スポーツマンで、年収が1000万以上の人、と。
でも実際結婚したのはサラリーマンで、年収1000万ではなく、そして色白で、勉強家の人です。
実際に結婚した後は、この男性で本当に良かったって思ったんですね。
この人と結婚できて本当に幸せだといつも思ってますが、全然色黒でマッチョじゃないわけですよ。
後で気がついたんですね。
「年収が1000万って言ってたけど、ホントは別にそこまでいかなくてもちゃんと稼げていたらそれで良かったんだなぁ。」と思いました。自分の本心に、後で気がつきました。
また、元々は全然条件に挙げていませんでしたが、「勉強家」「理系」「武道黒帯」男性ってカッコいいなと。彼の「左脳派」だけど「情に厚い」ところ、なにより「まっすぐで正直でひねくれてない処」が大好きです。
うちの主人はそういう人なんですよね。(私には無い処ばかり!(笑))
そういうところはちょっとかっこいいなって思います。
そして何よりも私が盲点だったのは、絶対に大事だと思ってたのに条件に出してなかった「ゴキブリを怖がらない」ところだったんですね。
私が住む場所は田舎で、ゴキブリが出現することが多々あります。
それが出るたびに主人は、ゴキブリを全然怖がらないから、「なーんだ、こんなのが怖いのか、ハハッ」と言いながら退治してくれて、その都度かっこいいって思えます。
そのたびに惚れ直したり、頼りがいがあるって思ったりするんですよね。
その条件がすごく大事だったみたいです、私には。
でも独身の時はそれを知らなかったんです。
自分でも思いもよらないようなターゲットの条件があったりするものなので、ぜひあなたも、ご自身を見直してみてくださいね。

婚活コーチ 山部かよ
三重県出身、熊本市在住。
経験10年以上、相談実績5000件以上のベテランコーチ。
40代でも結婚相手に妥協したくない女性の心強い味方。 「2週間で3人から告白された!」等、ミラクル続々発生中! プロフィール詳細はこちら