４０代女性婚活悩み「自分をどう見せたらいいのかわからない」を解決！

今回は、４０代女性の婚活、恋と婚活のお悩み相談ということで、
「男性に、まず自分をどう見せることが必要なんでしょうか？」というお悩みを解消していきます。

イメージ戦略的な話になりますね。
職場の中で、お互いほとんど知らないところにいる、ちょっと気になる男性がいるとします。
自分の事をよく印象付けたいけど、どんな風にして自分の事を相手に見せればいいかという話ですね。

まず１つNGなのは、猫をかぶること

人間って誰もが、反動形成というものを持っています。
元々自分らしい自分ではいけないと思ってしまう癖のことですね。

例えばおとなしい人は、おとなしいじゃいけないから、もっと活発にしなくちゃと思ったり、ガサツな人はガサツじゃいけないから女らしくおしとやかにしなくちゃと思ったりすること。
本当の自分と逆の人間性が良いと思って、それを一生懸命演じてしまうわけですね。

それを常に演じるから、大人になってくると慣れてきて、自分の一部になってしまうということが起きます。
でもそれは、あくまでも表面上の性格でしかありません。

例えば弱虫な人は、強くてしっかりしている人に見せることはできるようになってきます。
でも実際に、強くてしっかりしているわけではないんですね。

強くてしっかりして、小学校のときにガキ大将になっていたような女の子は、逆におしとやかで弱々しくしたほうがいいかな、女らしくしなくちゃって思って、弱々しく見せてはみるものの、実際に喧嘩したら、絶対にへこたれないような、強い女の子なのです。
周りから見れば、本当は思ってたのと違うんだ…と思われてしまうこともよく起こります。

例えばあなたが本当はすごくやんちゃな女の子だとします、お転婆だとします。

「お転婆なのはいけないことだ」、「そんなんじゃお嫁さんにいけないよ」などとと言われて叱られたとか、「僕は女らしい子が好きだ」と昔好きな男の子に言われたりした経験から、おしとやかで大人しい振りをし始めたとします。

そうしているうちに、そうすることが男の人に好かれると思い込んでしまうということがよくあります。
従順な女の人が好かれると信じている女性も多いんですね。

なので、男の人にあったときに従順そう、おとなしそう、気が弱そうっていう自分をアピールしたりします。
大人しくなって「なんでもいいですよ」と、周りに合わせるようになっていくわけです。

本人とはまるで別人なのですが、猫をかぶって、そうなってしまう人はたくさんいます。

猫かぶりはすぐバレる！

そうしていると何が起こるかというと、おとなしくて気が弱そうな女の子が好きな男の人が寄ってきます。
黙って言うこと聞いてくれそう、言い返したりしないでいてくれそう、すぐ折れてくれそう、騒いだり声を荒げたりしなさそう。

そういったおとなしそうな子が好きという男性が当然集まってきますよね。

でも付き合ってしばらくすると、当然、その人の地が出てくるんですね。

その女性の地が出てきて、男の人としては「あれ？」となるわけです。
本当に自分が好きなタイプと真逆の性格がチラ見えするからですね。

そしてしばらくすると、「なんだ、こっちが本性か」ってバレちゃいます。
2〜3ヶ月も付き合えば、バレてしまいます。

急に「仕事が忙しくなってきちゃった」とか、急に「国家資格を取るために勉強しないといけないからしばらく会えない」などと言われて、そのままフェードアウト。
気がついたら自然消滅、ほかの女の人と結婚してるじゃん…みたいな事もよくあります。
要するに逃げられてしまうということですね。

そういうことを引き起こさないためには、最初からあなたの地の性格でいくことです。猫かぶらないということです。
そうすると、あなたの地の性格が好きな人だけが寄ってきます。

あなたのような性格が好きな人が寄ってきて、あなたがその地の性格のまま普通にやってれば、２〜３ヶ月経った時、お互いに本性がもっと見えるようになってきます。
そして、「君はやっぱり僕の思ってたとおりの人だ。もっと好きになった」となっていくわけですね。
だってもともと、そういう人が好きな人なんですから。

ですから自分を否定することから始まって、本来の自分じゃないものを演じようとすると、良いことはありません。

一生演じ続けないと仲良くやっていけない事態に陥ったり、「そんな女だとは思わなかったよ」と言われることになりますから、演じるのをやめてください。

できるだけ素直な自分でいてください。

例えばやんちゃな女の人がおしとやかな人を演じた時に、やんちゃな女の人が好きな男の人は「そんなのは僕のタイプじゃない」って来てくれないわけですよ。
それでおしとやかな女の人を演じたときには、おしとやかな女の人が好きな人が来るけど、おしとやかな女の人が嫌いな人は来てくれないわけですよ。
やんちゃな女性でやった時にはやんちゃな女性が好きな人が来て、おしとやかな女性でやった時にはおしとやかな女性が好きな人が来る、ということですね。

あながたどんなキャラクターを演じても、あなたがどんなキャラクターで打ち出しても、あなたの事を好きだといってくれる人の人数はあんまり変わらないということです。
なので、別に猫をかぶる意味がないんです。

ということで、自分をどう相手にどう見せるのが良いかという答えは、＜できるだけ本当の自分を相手に見せる＞ということです。

ちなみに、本当の自分っていうのは「しつけのなってない自分」の事ではありません。

たとえば、相手の気持ちなんか考えないで自分さえ良ければいい、みたいな処があったとします。

それって性格じゃなくて、誰でもそうですよね。
すべての人に「エゴ」(自我)があります。

いろんな性格の人が、大なり小なり「我が強い」ですよね。
いろんな性格の人がいますが、全員「エゴ」を持っています。

そのエゴを上手に小出しにしたりとか大出しにしたり、コントロールができるというのが「躾」の部分ですね。

相手の気持ちも考えられる余裕があるかどうかというのも、自分に対する躾の部分です。
そういう躾の部分はちゃんとやってください。

自分に対して、自分で躾をしてあげてくださいね。

自分で自分を上手に教育して育ててあげる人が、生涯幸せな「愛されモテ子」になれます。

その上で、自分のカラーを出していきましょう。

あまり作って「相手にこう思わせてやろう」、「すごいと思わせてやろう」、「学歴が高いと思わせてやろう」、「知性派の女性だと思わせてやろう」、「おしとやかな女性だと思わせてやろう」、なんて、思わないことです。

人は馬鹿じゃないですから、あなたの本性をすぐに見抜きます。
あなただって馬鹿じゃないですから、ほかの人が最初何かのフリをしてもずっとだまされることなんてないはずです。それと一緒ですね。

深く考えることはせず、なにごとも素直が一番！