婚活でよくある悩み、結婚したいのに好きな人ができない理由と解決法

結婚したいのに好きな人ができない理由と解決法


今回は、40代女性の婚活、恋と婚活のお悩み相談ということで、
「結婚はしたいのに、好きな人ができない」というお悩みを解決していきたいと思います。

好きな人ができない人の特徴については、別記事で解説しています。
ぜひ読んでみてください。

婚活でよくある悩み、結婚したいのに好きな人ができない人の特徴4つ

まずは、好きな人ができない原因をみていきましょう。
男の人を好きになれないのは、何がもとになっているのかという話は、
別の動画、ブログの記事でご紹介しているので参考にしてみてくださいね。

今回は、そのひとつひとつの原因から、どうすれば脱却できるのか、
どうすれば好きな人ができるようになるのか、という具体的なお話をしていきます。

私が婚活講師としてたくさんの生徒さん達に教えていく中で、
好きな人ができない、いいなと思える人がいない、という悩みを相談される方がものすごく多いです。

そんな悩みを持ってる人に対して、まず私が最初にチェックをするのは
人を好きになる機能自体が失われていないかどうか。

もし、人を好きになる機能自体が失われているとしたら、いろんなことをやっても仕方がありません。
病院にいって治るんだったら治せばいいし、治らないんだったらそこはもう諦めるしかないかもしれません。
好きになるという機能が失われていないかどうか自体をまずチェックします。
最近交通事故に遭って脳の一部を破損してしまったとか、病気になって脳のその部分が機能しなくなってしまったりとか、心当たりのあることは有りませんか? または、異性を好きになろうと頑張って来たけれど、実は自分が性同一性障害だった、という可能性もあります。

もしかして…とお心当たりのある方は、まずは病院で詳しく診て頂くことを先にお勧めします。

そういう話をすると、「男性を好きになった事はあるから大丈夫」と大抵の方は仰いますけどね。
最近、物や他のことで「好きになる」こと自体はできているのであれば、多分、脳の問題では無いのでしょう。

好きな人ができない原因としてはいくつかありますが、ひとつは、ストライクゾーンが狭いこと。
それが理由でなかなか人の事を好きになれないという人は結構多くて、自覚がある人が多いです。

この人たちは、ストライクゾーンが狭くても、そのストライクゾーンに入る人が全くいないわけではありません。
聞いてみると、10人〜20人にひとりくらいの割合で、ストライクゾーンに入る異性が見つかっていることが多いです。

それなら、100人男性に出会えば候補が10人とか5人とか出てくるということになります。
それで足りなければ300人に出会えば候補が30人から15人は出てくるわけですよね。

となると、たくさんの男の人と知り合うことが必要になってくるわけです。

これで、今までほぼ100%解決しています。

今までの生徒さんたちで、最初好きな人ができないと言っていたとしても、それを3カ月4カ月引きずってる人はいません。
早い人はその月のうちに解決しますが、遅くても半年後くらいには好きな人ができない悩みからは解放されています。

まず会う人の人数を増やせば、ストライクゾーンが狭いという問題は解決されるということ。

ストライクゾーンが狭いと自覚がある人は、その分だけ母数を増やせば良いだけの話です。
それが50人にひとりの割合だったとしたら、500人会えば10人はでてきます。
ストライクゾーンが狭ければ狭いほど、頑張ってたくさんの人と出会えばいいだけなんです。

なにせ、あなたが住んでいらっしゃる所には、何万人、何百万人といるわけですから。
全然いけると思います。実際私の生徒さんもそうされていますよ。

ストライクゾンが狭いのだけが原因だった人なら、このように「とにかく沢山の異性に出会う」をやっていけば解決します。

もしあなたが、それは既に試したのに好きな人ができていない、とということなら、あなたには多分「ストライクゾーンが狭い」以外の他の原因も有る可能性が高いです。他の項目もチェックしてみて下さいね。

白馬の王子様シンドロームっていうのはストライクゾーンが狭すぎて、実際には存在しないのに、それを追い求めてしまうことを言います。

あなたがイメージしているその男性は「アニメキャラ」「人物イメージをプロデューサーが創り上げ、それを演じているアイドル」「実在の◯◯君を 更に◯◯な性格にしたようなカンジ」「別れた後に記憶が風化して美化され、もはや実際の当人とは随分別人にかけ離れてしまった、元彼の美しい思い出」とかではありませんか? 彼らは全員、この世に実在しないのです。

ちなみに「ファザコン」の女性もここの仲間です。

あなたのお父様は、多分間違いなく、あなたに対して特別な思いを持っていることでしょう。他所の家の子供と自分の家の子供に対して、全く同じ気持ちしか抱かない父親は殆どいないです。なんせ多くの父親と子供は、血が繋がっているのですから。

世の多くの父親が、あなたの為に何十年も頑張って働いてきました。あなたが食べ物や学校の制服代の心配をしなくても済むように、嫌な上司の下で会社辞めたくなったとしてもそこをぐっとあなたのために踏ん張って辞めずに頑張ってくれて来ました。多くの父親にとっての子供とは、そういう価値のある特別な存在ですし、それがまた娘であった時には更に、父親は格別な思いを持つものです。

しかし、娘側はそんな親心に気づかないのも、世の常。
無邪気に「ウチのお父さんを もっと◯◯にしたような男性と結婚したい」と(これは父親に似ている男性をイメージしようが、父親の真逆をイメージしようが、父親絡みであることは確かなのです) 男性探しをしてしまいますが、実際には、この世でたった一人だけ、あなたと血の繋がった特別な関係にあるあなたのお父様よりも、あなたに対して思い入れに強い男性など、居ないものです。 あなたと結婚できるには、彼はあなたとはあかの他人でなければなりませんからね。

多くのケースで、父親よりも娘を愛せる男性はこの世に存在しませんし、母親よりも息子を愛せる女性も この世に存在しません。

それなのに「お父さんをもっと良くしたような男性」を探すと言うことは、実在しない人物を探していることなのです。それはやはり「白馬の王子さまシンドローム」の一例なのです。

こういう人は男の人に対する「条件」を全部書き出してみると良いです。
普通の人だと50とか100くらいあります。そんなにないと思っても、物は試し、実際に書いてみてください。たくさん出てくるはずです。

私は、婚活ワークショップを開いたり、教材を作ったりしているのですが、
その中に、「理想の結婚相手を明確化する方法」というものがあります。

どんな男の人がほしいかを、あなたが明確に分からなければ、捕まえることなんてできません。
あなたは自分の脳に指示を出す必要があります。
「こういう人が欲しい!」と明確な支持を出さないと、あなたの脳もその人を見つけることが出来ないんですね。
たとえば渋谷駅で男の人を探してきてと言われても、渋谷駅には男の人が何百人何万人といるわけじゃないですか。
男の人を探してきてと言われても困ってしまうはずです。

たとえば、渋谷駅で赤いバラをくわえてる男の人を探してきてください、というように、特定できることを言ってあげなくちゃ見つけることはできません。
そしてあなたの脳も明確に指示しておかないと、見つけられないんです。

だから、あなたの脳に明確な支持を与えるというワークをお勧めします。
ざっと説明すると、あなたの理想の男性はこういう条件である、というものを全部書き出して、それを整理して重要な順に並べ替える。
その中で重要なところを何点かおさえている人を探して、あなたの脳に指令を出すということです。

興味があれば、ぜひ覗いてみてくださいね。
リンク:理想の結婚相手を明確化する方法

実際、白馬の王子様シンドロームの人は多いですが、
白馬の王子様ではなかった男性と結婚しても幸せになることは可能です。
夢からさめたかのように幸せな結婚はできるので、安心してその取り組みから始めてみてください。

好きになっても、振られそうと思って委縮して、好きじゃなくなってしまうという、水を差されたようになる人がいます。
本当に好きになる前に諦めてしまう癖がある人ですね。
こういう人がすべきなのは、勇気を出して思い切って飛び込むこと。自分から心を開くこと。
自分を守ることばかり考えるんじゃなくて、自分から行動することが必要です。

思い切って好きになってみる、諦めないで引き返さないでいけるところまでいってみる。
心臓に毛を生やすように、勇気をもって好きになってみる。
振られてもいいんです。
好きになれた人には是非、その相手に気持ちを伝えてください。
実際に人間はノーと言われる事は恐怖ですが、ノーと言われることに慣れると強くなることができます。
自分を大人にすると、勇気を持って相手の事を好きになり、恋愛に発展することを引き起こすことができるようになってきます。

そしてもうひとつ、自分から人と仲良くなる為に歩み寄ることができない人。
是非自分から笑顔で話しかけたり、自分から人と仲良くなろうというアクションを起こす練習をしてください。
愛される子は、誰もが、必ずそれをやっています。

10代や20代の若い女の子は、黙ってても可愛いので、やっぱり目立ちます。
何にもしなくても人が寄ってくるかもしれません。

でもその人が30代から40代、50代になってくると、どれだけ過去に可愛かったとしても、誰も声をかけてくれなくなります。
誰もチヤホヤもしてくれないから、彼女から見た「いい人」が出てこなくなります。

たしかに誰だって、相手からニコニコ感じよく話しかけてくれたり、物をくれたり、良いアドバイスをくれたりすれば、「いい人だな」と思えて好きになってしまうでしょうけれど、それでも、それ(相手が自分にどんな利益を与えてくれるか)だけで相手を見て判断するのでは、ちょっとおバカさん。

そもそも、そうやってチヤホヤしてくれることを好きになる条件にしてしまうと、結婚詐欺や怪しい男に引っかかりやすくなってしまうというデメリットがあります。しかし、相手が何かをしてくれるのを待っているだけではなく、まずは自分から仲良くなろうと歩み寄る意識をしていけば、結婚詐欺の危険も回避しやすくなります。

あなたのお役に立てば嬉しいです。
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この記事の筆者
あい結婚スクール
婚活コーチ 山部かよ


三重県出身、熊本市在住。
経験10年以上、相談実績5000件以上のベテランコーチ。

40代でも結婚相手に妥協したくない女性の心強い味方。 「2週間で3人から告白された!」等、ミラクル続々発生中! プロフィール詳細はこちら