婚活コーチが目撃した、40代の婚活女性が結婚できた成功事例2

40代の婚活女性が結婚できた成功事例

今回は、私のクラアントの婚活成功事例、第2弾ということで、
京子さん42歳(仮名)のお話をさせて頂きます。

彼女は大きな会社の事務職。
資格を必要とするような、手に職タイプの事務職の方ですが、
勉強が出来てしっかり者、そして真面目。

見た目も綺麗で、
年齢よりも10歳近く若く見られます。

そんな綺麗な彼女に恋人がいたのは、もうかれこれ10年以上前。

そんな状況から婚活コーチングをスタートしました。

恋愛遍歴、恋愛経験を聞いていくと、
自分から積極的に行くことがたまにあっても、失敗して終わりのことが多いよう。

ストライクゾーンが狭く、
そしてストライクゾーンにやっと入った男性に、
自分から頑張ってアプローチしてもフラれてしまう、とのこと。

まずひとつ、彼女に会ってすぐ分かったのは、
顔の表情が硬くて、印象が悪いこと。

彼女は完璧主義。
仕事ももちろんそうで、
他の人にもびしっとダメ出しできるタイプのしっかり者。

逆に自分がダメ出しされないように、隙無く守りを固める。
それは、仕事だけでなくプライベートも全て同じ。。

家庭で厳しく育てられた方はこの傾向が強いです。

彼女の顔のデフォルトは、”眉一つ動かさない女”。
怒り顔ではないけれど、無表情。
せっかくの美人なのに、冷たい印象。

怒ってるわけじゃないのに、勿体無いです。

その表情が、彼女の”普通” 。
彼女は普通にしてるつもりでも、
周りから見たら、不機嫌にしか見えみえないわけですね。

それが彼女のモテない大きな原因のひとつでした。

婚活コーチの私が彼女にお伝えしたこと

まずは、表情の改善から始まりました。
表情は、無意識に出るものです。

人が、自分の表情や言動をコントロール出来る割合は、
10%以下だと言われています。

人って、慣れてくると、あらゆることが ”自動運転” になります。

いろんな事が無意識にできているわけで、
そこはもう意識しなくなります。

彼女の表情も同じ。
でも彼女は、無意識にその表情が作られているので、
自分が硬い表情をしているということは、気付くことができません。

いつも鏡を見ながら歩いている訳じゃないですから、
誰しも、自分がどんな顔して歩いてるかなんて、考えもしませんよね。

人は、自分の知らないうちに、内心が表情にあらわれます。
それが例え、顔を隠してポーカーフェイスのつもりでも、です。

そこで、二段階で笑顔がデフォルトな女性になれる取り組みをして頂きました。

まずは、作り笑いでいいので、「努めて笑顔にする習慣」を取り入れて頂きました。

もしあなたが接客や営業のお仕事をされているなら、
きっとこれは当然のこととして自然に行なっているでしょうが、

京子さんのような事務系のお仕事だと、接客ではないので
笑顔であろうがそうでなかろうが厳しく言われないことも多いのです。

そこで京子さんにはすっかり「笑顔になれるような嬉しい楽しい事が起こったら笑うけれど、そういう事が起こらなければ笑わない」という癖がついてしまっていました。

このこと自体は悪い事ではありません。京子さんはただ素直なだけです。
しかし、「相手のために笑顔のサービス」というコンセプトは全くありませんでした。

笑わせて貰えるときだけ笑う。笑わせて貰えなかったら笑わない。
これって、犬とか他の動物と同じですよね。
犬だって、好物の餌を貰えば嬉しそうにはしゃぐ。その餌を取られそうになれば怒る。

今日もさんも同じ。とても自然なことではあるけれど…
…でも、仮にも一応人間様なのに、犬猫と同じレベル…⁈

京子さんは、自分もそういう人のことは嫌いだったな、と気づきました。
彼女が好きなのは、自分から笑いかけてくれる人。
彼女もそこで気づいて、笑える事があろうがなかろうが、自分も相手に「笑顔のプレゼント」をする習慣を身につけました。

これで京子さんのモテ力はぐっとアップしました。

ここで京子さんは気づいた事がありました。

彼女はそれまでずっと、「一緒にいて楽しい人」が好きでした。

しかしそれは、実は「自分を楽しませてくれる人」、つまり、ホストのようにチヤホヤして自分のご機嫌をとってくれる人のことでした。

まずはそれまで彼女を笑わせてくれた男性達に、感謝の気持ちが出てきました。

彼女はそれまで、彼らが努力して京子さんを笑顔にさせてくれていたんだという事に気付いていなかったのでした。

そしてもう一つ気づいたのは、ただチヤホヤしてご機嫌をとってくれる人を求めているだけだと、結婚詐欺や遊び人に引っかかりやすくなる、という事でした。

京子さんはまた一つ、賢く謙虚になりました。

次に、「いつも笑顔でいられるために、心から笑える生活を作る」に取り組みました。

前出のように、人間が自分で思った表情を作れるために、コントロール出来る顔筋はごく一部。

人間は自分の表情を完全にコントロールできているつもりでも、実はきゅうわりいじょう、できていないのです。コントロールできていない時はどんな顔をしているのかといえば、その時の本心がモロ顔に出ているんです。

ですから、どんなに「笑顔に努めよう」と思っていても、限度があるのです。

そもそも人生が楽しくないと、笑おうったって、笑えないのです。

逆に言えば、人生楽しかったら、笑顔になろうなんて努力しなくたって、自然と笑ってしまうのです。

例えばあなたに宝くじの一等前後賞3億円位当たったとしましょう。
内緒にしておこう、何事もなかったフリをしておかなければ、と思っても、ついつい気がつけば「ムフフ…(^ν^)」とニヤついてしまう。あ、また笑っちゃった、いけないいけない!と思っても、気がつけばまた笑っちゃった…!という風になるかもしれません。周囲に「どうしたの?最近何かいい事あったの?」と聞かれるかもしれません。

だから京子さんも、自分の生活の中で、一体何が「笑えない」のだろうか、考えてそれの解決に取り組んで頂きました。

それは両親との関係だったり、職場での人間関係だったり、自分の仕事の量だったり、色々でしたが、コミュニケーションの取り方を私に学びながら一つ一つ解決していきました。

しばらくする頃には、だんだん京子さんも「デフォルトがご機嫌♪」な、素敵な女性に変身していました。

大事なのは、自分の人生で「笑えない」事があったら、ただ我慢するだけではなくて、ちゃんと根本解決に踏み出す事です。

我慢してその場凌ぎをしているだけというのは、実は怠慢なのです。(自分を幸せにするという大事な仕事をサボっていることになるのです)

彼女は、好きになれる人も少ないと言っていました。

そこで一緒に、男性のどの部分を重要視するのかを整理していきました。

そうすると、あれもこれも全部そろってなくちゃダメみたいな
白馬の王子様シンドロームから抜け出すことが出来ます。

まず、「妥協は一切しなくて良い」と自分に許しを与えてあげる事です。

多くを望むのは、決して悪いことではありません。

ただし、その分、自分もそんな素晴らしい相手に「僕につりあう」と認めて貰える女性になる必要があります。

その分、自分が頑張る必要はあるんだな、とまず覚悟を決める必要はありますね。

そしてその次に気づくのは、相手には完璧を望んでいるけれど、自分は完璧には程遠い、という事でしょう。

完璧な男性がよしんば存在したとしても、自分が頑張って彼につりあう程度の女性になれるかどうかを考えると、ため息が出ちゃう人もいるでしょう。京子さんもそうでした。

そこで、私は京子さんに、諦める代わりに「重要度順に整理」することをやって貰いました。

⑴京子さんが相手の男性に対して、どうしてもどうしても譲れない条件は、絶対に譲らないこと。

⑵その条件を重要度順に並べ替えて整理すること。

⑶重要度が高い順に上から何個まで取れるか(沢山取りすぎるとそれにつりあう自分になるようにする努力が大変、少なく取りすぎると自分の努力は少なくて済むので楽だけど相手に不満足するので、程よいところを見極める)

この「重要度順に並べ換える」ワークは、時間をとってきちんとやらないと、やっても無駄になってしまうので、もしご興味のある方はこちらの教本を参考にされることをお勧めしますが

リンク:「理想の結婚相手を明確にする方法」

これをやっただけで、5年も彼氏ができなかった女性が2ヶ月後に素敵な男性と婚約していたという成果も出るくらい、効く人にはすごく効きます。

こうするだけで、男性候補が見つけやすくなります。

あとは自分から行動するだけ。
そこがあなたの大人さの見せ所ですね。

彼女にもお教えして、
自分からデートに誘ったり、
自分から連絡先を聞いたり、
自分から声をかけたりしてもらうことができるようになりました。

最初はもちろん、友達としてで良いんです。
人間関係を構築していって、仲良くなって、私とお付き合いしませんかっていう話に。

お友達や知人としての段階で、しっかり親しい人間関係を作っておけば、
告白した時に成功する確率をぐんと上げることができるのです。

彼女は、キャリアがあって一端の人間だって自負があったので、
プライドが高い傾向がありました。

なのでそのプライドの高さも無くしてもらう必要があったんです。

プライドの高い人って、相手から見れば、
煙たい人間にしか感じられないですからね。

鼻っ柱が高いのは、決して魅力にはなりません。

男の人に自分から告白していくと、フラれる事も何回かありました。
最初から大成功したわけではありません。

数を重ねていくうちに、徐々にそのプライドが無くなっていって、
彼女は良い感じで硬さが取れて、謙虚な人間になっていきました。

それに伴って、顔の表情も随分と柔らかく変わっていきました。
笑わなきゃと頑張らなくても、柔和な感じに変わっていきました。

過去の彼女は、自分のいうことをなんでも聞いてくれるような年下の人が良いと探していたそうですが、
最終的には柔軟性のある、合わせてくれるような人が向いていると気づき、
年下にこだわらなくても良いってことを学んでくれました。

そして、そんな、こちらに合わせてくれる男性の優しさに気づいて感謝できるようになりました。それまでの「そんなの男だったら当たり前」だと思っていた京子さんとは別人のようになりました。

そして最終的には、異業種交流会で出会ったエリート、同い年のバツイチ男性と結婚されました。

なんと、付き合って一ヶ月半で入籍です。
付き合って一ヶ月半で入籍したにも関わらず、ずっと幸せにやっていらっしゃいます。
何年経っても、幸せに暮らしていますと言ってくださっています。

彼女は親御さんなど、家のご事情が色々ありましたが、
全部受け入れてもらった上で、仲良く暮らしていらっしゃるそうですよ。

この1例が、あなたの参考になれば幸いです。

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この記事の筆者
あい結婚スクール
婚活コーチ 山部かよ


三重県出身、熊本市在住。
経験10年以上、相談実績5000件以上のベテランコーチ。

40代でも結婚相手に妥協したくない女性の心強い味方。 「2週間で3人から告白された!」等、ミラクル続々発生中! プロフィール詳細はこちら