遊び人男ばかりに引っかかる女性が、婚活で幸せをゲットした成功事例

遊び人男性


今回は、私が婚活コーチとして活動してきた中での、恋と婚活の成功事例をご紹介します。

今まで遊び人や浮気男にばっかりひっかかっていた人が、本当に良い男性を見分けて幸せな結婚ができたというお話です。

今まで男の人と付き合った事はあるけれど、気が付いたら浮気されてたとか、
私が本命で他の女性が浮気相手だと思ってたら、私のほうが浮気相手で、結婚するからもう会えないと言われてしまったり…
誰が本命か分からないぐらい何人も女性が居た、とかいう事もあったり。
いろいろありますよね。

「遊ばれてポイされた…」なんてことは、よくあります。

それをする男性の人数は割合的に見れば少ないのですが、
ひとりの男が沢山の女性を、「遊んでポイする」という状況です。

10人の男性がいたら、俗に言う「遊び人」は、その中でひとりいるかどうかです。
残りはまじめな人なのですが、女性がカッコいいと惹かれてしまいがちなのは、10人中ひとりの方、危ない方ですね。

見た目がカッコいいとか、ファッションがちょっとお洒落とか。
その上でくだけた感じでリラックスして話しやすい人だとか。

彼から「キミ可愛いね!」「僕と一緒に遊びに行こうよ!」「○○に連れて行ってあげるよ」など誘ってくれたりとか。

何回断っても絶対怒らないとか。
断ってもニコニコしながら、何度も諦めずに「そう言わずに、ね!○○ちゃん可愛いからさ~」なんて言ってきてくれたりするような人は (熱意がある・そこまでワタシに惚れている、というよりかは)女性慣れしています。

慣れてるから、女性とのやりとりに失敗することがありません。
それだけ女性扱いが上手いって事は、それだけの経験があるということになりますよね。

でも私達女性は、すぐそういう人にひっかかってしまいます。
そうでない、大多数のまじめな男性は、女の人との経験が少ないから、女ウケがいいことを上手に言ったりできないから、女性側からしたら面白くないわけです。

女ウケが悪い事を間違って言っちゃうような、いわゆる女遊びとしては素人、でも真面目で良い人。
そういう男性は、あまり女ウケが良くないからモテない。
女慣れしている人ほど、女ウケがいいことは何かを知っていて実践もできます。

女性ならではのワガママや愚かさも、女慣れしていない真面目な男性だとフツーに「それはどうなんだろう?」と指摘しちゃったりしますが、女慣れしている男性なら、ニコニコしてスルーしてしまいます。

女のワガママ (女は「可愛いワガママ」と思っているけれど実は男性にとっては「全然可愛くないワガママ」)に、イラッとしたりドン引きするのは、男性なら誰でも同じなのですが、

それを正直に出してしまう男性と、それを正直に出さないほうが後で自分に有利になると踏んでそれをおくびにも出さない男性がいるのです。

そうすると、表面的には、

・女のワガママにいちいちツッコミを入れてくる男性や 女のワガママに「僕はそうしたくない。」とはっきりNOを言ってくる男性と

・女のワガママをニコニコ笑顔で「○○ちゃんのためなら仕方がないな~ 頑張るよ」と言ってくれる男性だったら、

間違いなく後者の男性の方が「優しい」と思えますよね。表面的には。

しかし、口で優しいことを言ったり、ダメ出ししないというのは、「優しさ」としてはほんの表面的な部分で、演技でやろうと思えば出来る部分。

こんな「優しい」はずの男性が、後にあなたが会いたいといっても会ってくれなくなったり、本命になりたいあなたをセフレ扱いしたりして、「全然優しくない」行動をとることはよくありますよね。

逆に、前者の「女性のワガママを(全部は)許さない」男性は、女性と対等につきあおうとしているから(つまり、男尊女卑主義者では無いから)YESのときはYESだけど、NOのときはNOもはっきり言う、という場合も多いのです。

対等に扱ってくれるからこそ、僕が取る責任を、キミも取りたまえ、と言ってくるわけ。この手の自立した男性たちは「自立した大人同士でつきあいたい」と考えるので、女性にも自分達男性と同じ分だけ「大人である」ことを要求してきます。しかしそれは長期的な目線で考えると、厳しいようで、実は女性のあなたのためになることなのです。

また、遊び人の男性は 後で女性から性やお金を搾取しようとしているので、女性の警戒を解くために最初に女性を持ち上げてゴキゲンをとっておく必要がありますが、そういう魂胆のない男性は、女性をそこまで持ち上げてゴキゲン取りをする必要がないわけです。裏がないからこそ、ゴキゲン取りをしてこないわけです。

また、遊び人の男性は「ちょっとだけ付き合えればよい」と思っているので、長期的な視点に立って二人の関係を見ていたりはしていません。今さえ良ければ、という感じ。ですから、女のワガママに我慢するのも、ほんの短い期間だけ、と思っています。だから我慢できる。

しかし、真面目に女性との関係を考えている男性は、「つきあうなら結婚も考える」「つきあうならちゃんと長期でつきあう」ことを考えています。すると、「お互いに無理して合わせあう関係は、長続きしない」と考えます。だから、女性にも無理させたくないし、自分も女性のために無理しないのです。

女性としては「キミのためなら、たとえ火の中・水の中…!」と言ってくれる男性だったらロマンチックな情熱がいやおうにも燃え上がりますが、しかし本当にそんな無茶ばかりするような男性が、あなたの旦那様になったら、どうなんだろう??(ケガばかりしている?借金してでもあなたのプレゼントを買おうとする?頑張りすぎて倒れて病気になる?)もうちょっと落ち着いてて現実的にできないことはできないといってくれる男性の方が、本当はあてになるかも知れませんよね?

ワルい男ほど、女ウケが悪いことを間違って言ったりしないし、女の人がデートに連れてって欲しいような所も知り尽くしている。

女ウケの良いレストランだとか、デートスポットにはやけに詳しくて、
何も言わなくてもそういう所に連れていってくれるような男の人には、要注意です。

デートのエスコートが上手、絶妙なタイミングで手を繋いでくる、そういった「ロマンチック技」では失敗しない男性。

そういう男性に女性は弱いし、惹かれてしまうものです。

しかし、「なぜ彼はそこまで上手いのか?」を忘れていると、気が付いた時には、「彼のオンナは私だけじゃなかった…!」ということが起こってしまいがち。

こういったケースは私の婚活コーチングの生徒さんにもよく聞かれる実話です。

さて、ユウコさん(仮名)の場合も、似たようなことが起こりました。

気がついたら、彼には私以外にも交際している女性がいた…。

ここで注目すべきは、相手を恨むことでも、落ち込むことでもなく、
ユウコさん自身が、「どういう基準で男の人を選んでいるのか」ということです。

ユウコさんはそれまで一度も、そんなことを考えたことがなかった様子。

多くの人がそうです。

でも、そこをよく考えてみてほしいのです。

ユウコさんは、自分が「ちやほやしてくれる男の人に弱い」と気がつきました。

今までは、下心がある男の人が近寄ってきて、「ちやほやしてやれば、この女は落ちる」と思われてきたわけです。

ちやほやするっていうのは、別にその人の事が好きじゃなくてもできること。
あなただって例えば、目の前に偉い人がいて、その人に気に入られたいと思ったら、好きじゃなくても、ちやほやして見せたりはできるはず。
ちやほやしてくれるかどうかっていうのは、相手を好きだからとは限らないわけです。

もちろん好きだからしてくれる場合もありますが、
好きという気持ちはないけれど、何かあなたから得たい、搾取したいと思われた時に、ちやほやされる事があるということです。
見極めがとても重要です。

ちやほやしてくれるかどうかが男性に惹かれる基準になってしまっていると、
ユウコさんのようになってしまいます。
ユウコさん、よく考えてみたら、「優しいから好き」と思っていた彼は、ただ単にちやほやしてくれるから好きになっていただけだった、と気づきました。

自分を持ち上げてご機嫌取りしてくれるかどうかに関わりなくその彼の本当の人柄を気に入っていたならばともかく、そうではなかったなと気づいたのです。

ユウコさんは、「優しくしてくれる」「何か物を買ってくれる」「奢ってくれる」
「お金持ちアピール」「芸能人の友達がいる」をなんてことを匂わせて、

「なんだかすごそう・彼と結婚できたら人生変わりそう」と将来の【得】の期待まで抱かせる、遊び人の常套テクニックに、ひっかかっていただけだったんですね。
「うまい話」にそのまんま引っかかっていたとも言えます。

彼女は考え直して、男の人が自分に何をしてくれるか、ではなく、「人」を見る大切さに気づいてくれました。

そしたら彼女、「悪い男の人」にひっかからなくなっていったのです。

そして、ちゃんと真面目にユウコさんとの将来を考えてくれる、まともな男の人とご縁が繋がるようになってきたんです。

以前のユウコさんには、こういう点での間違いもありました。

男性を選ぶときに、「異性に見えるかどうか」で選んでいたのです。つまりその男性に性的魅力があるかどうかで決めていたんですね。オトコとしてドキドキワクワクさせてくれるだろうか、という視点です。

これは決して悪いことではありませんが、それを主な基準にするのがマズいんですよね。最初からオトコを意識させるような男性って、実はちょっとお色気過剰なんですよ。普通の男性は、1,2度会っただけではまだ女性に色気を感じさせるところまではいかないもの。もっと親しくなって顔と顔の距離が近くなってから、ふと女性に色気を感じさせる程度なんです。

ですから、最初から「この人とキスできるかな?と考えて相手を探す」はしない方が良いのです。異性との体の関係を念頭に置き過ぎると、お色気過剰な男性(つまり、浮気の可能性も高い男性)に行き着いてしまいがち。

ユウコさんもこのように無意識に 恋愛の高揚感やロマンチックさを演出してくれるかなどで男性を選んでいたんですね。要するに、デートのテクニックが上手いかどうかで選んでいたってことになるのです。

気分が盛り上がるかどうかで相手を選んでいるわけですから、
女の人を盛り上げて、ホテルに連れて行くのが上手な男の人に行ってしまいます。
それで大丈夫?と、聞きました。

盛り上げ上手かどうかというのは、その人のほんの一部でしかありません。
盛り上げ上手だったら2人でデートした時に、ロマンチックに盛り上がって、ドキドキワクワクできるのかもしれない。
でもそれだけで、一生仲良くやっていけるのでしょうか。

それ以外が全くできなかったらどうしますか?

極端な例かもしれませんが、盛り上げ上手の人とデートしたら、ものすごく夢見心地にさせてくれるけど、全然働かない人もいるわけです。

盛り上げ上手、演出上手、女扱い上手っていうのも、もちろんひとつのその人の才能ではありますが、
でも、それ以外にも男の人にはたくさん長所があります。
女性が気に入るような気の利いたことは言えなくても、した約束は必ず守ってくれるとか、男性の美点というのは他にもいっぱいありますよね。

ちやほやしてくれる人じゃなくても、仕事ではものすごく周りの人から信頼されていて評価されている、とか。この業務においては彼の右に出るものが居ず、実はその業界では「神!」と尊敬されている、とか。

無口で、女性が喜ぶ優しい言葉を言えるような男では無いけれど、黙ってそっと彼女のために彼女が喜ぶことを準備しておいてくれるとか。

キザなことは出来ない不器用君だけど、嘘はつかない男だとか。ドキドキワクワクさせてくれる男じゃないけど、とにかく家庭や妻を大事にしてくれるイクメンだとか。「俺について来い!」って言ってくれないけど、とにかく彼と居ると癒される~!とか。彼はセレブじゃないけど、小さなアパートに住んでタオルをマフラー代わりにして、二人で手を繋いで銭湯行くのも楽しいと思える(「神田川」の歌の世界♪)とか。

男の人には、チヤホヤしたり女性が気持ち良くなる美辞麗句をペラペラ喋る以外にも、たくさん、様々な長所があるんですよね。

ただ私達女性は、ついつい目に見えやすい事ばかり追いかけてしまいやすい。

しかしそういう「分かりやすい」美点ほど、愛がなくてもできるようなことが多い。そして、それでひっかかってしまうという事がよく起こるわけです。

ユウコさんには、「結婚する相手っていうのは、あなたの人生のパートナーですからね」と。

その時だけホレたハレたが盛り上がって楽しいっていう、刹那的な享楽を提供してくれるだけのホストみたいな役割の人ではなくて、

ユウコさんがしあわせな結婚をしたいなら本当に探すべくは、一緒に自分の人生を分かち合っていく【パートナー】【相方】であることをお伝えし、きちんと理解してもらうことができました。

結婚相手にするならば、「一緒に力を合わせてやっていける人か」という点が大事なのです。長期にわたって一緒に力合わせて人生を構築・積み立てることができる相手かどうかという事です。決して「短期間だけゴキゲン取りをしてくれる相手」ではないのです。

仕事の相方を探すように、結婚という人生のプロジェクトを一緒にやっていく時に「誰と組みたいか?」という視点で相手を探すと、それまでとはまた違ったタイプの人を選べるようになっていきますよ。

最終的に彼女はすばらしい男性を見つけて、そのあとの結婚生活もすばらしく構築して成功しています。

ぜひ参考にしてください。
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この記事の筆者
あい結婚スクール
婚活コーチ 山部かよ


三重県出身、熊本市在住。
経験10年以上、相談実績5000件以上のベテランコーチ。

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