自分を出したら嫌われる!恐怖心から解放される、オープンマインドの育て方

婚活 自分を出したら嫌われる

今回も、40代女性の婚活、恋と婚活のお悩み相談ということでお悩みを解決していきましょう。

今回のテーマとなるお悩みは、「相手が自分の領域に入ってくるのが怖い」というものです。

自分の領域に不用意に入ってきたら拒否したくなるし、怖い気持ちもよくわかります。

人には、目の前から90cmまでの「パーソナルスペース」と呼ばれるものがあります。

例えば、町を歩いていて急に人がパーソナルスペースに近づいてくると、不躾だな、失礼だな、怖いなって思ってしまうのは当然です。
それと一緒に、「反動」が出ます。

おそらく、このお悩みを持っている人は、そのことだけを言っているわけではありません。
きっと、心理的なことなのでしょう。

例えば、恋人を作ろうと思ったとき、ある程度までは仲良くなれるのに、いざ恋人になるとき、結婚するとなったときに相手との距離感は近づきます。心の距離が近づかないと恋愛も結婚もできません。

それは分かっているけれど、自分の本性が知られたり、自分の地を知られると、嫌われてしまいそうで怖い。

その恐怖をなんとかしたいと思って、悩んでいるわけですね。

要は、人から低く評価されてがっかりされるのが怖い、そういうことです。

でもそういっていると、ある程度までは仲良くなれるかもしれませんが、一線を超えた関係になることは難しく、恋人ができないかもしれないし、永遠に結婚なんてできません。
ちょっとそれでは困りますよね。

というわけで、早速解決していきたいと思います。

まず一番初めに言いたいことは、
「私こんなんで大丈夫かな」、なんて不安になったり、心配しすぎなくて大丈夫ということ。

これくらいは当たり前なのです。

相手が自分の領域に踏み込んでくることに恐怖を感じる人は、練習すれば必ずクリアできるものです。

まずは、徐々に胸襟を開く練習をしましょう。

胸襟を開くとは、「相手に心を開く」ということです。

心を開いて人とオープンに会話をする、コミュニケーションを取る練習をしていきましょう。

これが怖いあなたは、今まで人と本当に心を開いて会話をしたことが無いはずです。

怖いこと自体は悪いことではありません。
ただそのままだと、関係性を育むことがしづらくなってしまうので、怖くても徐々に慣れていけると良いですね。

知らない男性と話すことがハードルが高いと感じるのであれば、元々知っている人たちに自分の今まで話していなかったけど本当はこうだったとか、こういう気持ちになったんだと言うことを伝えてみる所から始めてみてください。

最初は、異性である必要もありませんので、職場の人、お友達、兄弟、親など身近な人に、普段は語っていなかったことや、自分の本当に聞いて欲しいことを話してみてください。

そのときに言いたくないという恐怖が出てきますが、その恐怖は、「好かれなければならない」と思っていることが原因です。

逆にいうとあなたは、「人に嫌われてはいけない」と思っているはずです。

でも人って、好かれたいときに好かれて、嫌われたいときに嫌われるのかと言ったら、そんなにうまくいくはずもありません。
誰だって人から嫌われたくないものですが、嫌われることは実際に起こってしまいます。

それをコントロールする力はあなたにはありません。
だってこれは他人を変えようとすることになるわけですから。

相手から好かれているか、嫌われているかを気にする人もいますが、
高く評価されないといけない、バカにされてはならない、尊敬されなければならないという呪縛を持っている人もいます。

こういう人たちは、他人に対して「私のことをこう思わなければいけない」って言っているのと同じです。

もしあなたが逆の立場だとしたら、私のことを好きにならなければいけないよ、私の事を尊敬しなければならないよって態度をとるような人を尊敬できるでしょうか。

そうはならないはずです。

はっきり言葉にして言う人は少ないかもしれませんが、
そういわんばかりの態度、私を尊敬しろ、すごいと思えと思っていることは、言わずとも伝わるものです。

人間のコミュニケーションの93%は、言葉以外のもの、顔の表情や仕草、行動のパターンなどの部分でされています。
行動で相手に本音が伝わるわけですね。

だから、人って隠し事できるようでできないのです。

あなたが相手の人に好かれなければならない、嫌われてはならない、すごいと思われなければならないと思っていたら、相手にそれが伝わります。

何が相手の気分を害するのかって言えば、相手に好かれたいと思っている内容が相手の気持ちを害するのではなく、あなたが相手に対してこう思わなくちゃならないと思っている部分、押し付ける感じが相手の気持ちを害するわけです。

あなたが相手に対してこう思わなくてはならない、あたたは私のことを好きにならなければならない、私の事をバカにしてはならない、と思ってしまうことが、自然とそうさせるもんかという態度に出てしまう。

それが、嫌われる原因を作ります。

自分のことを素直に話したら、人によっては、あなたを馬鹿にする人もいるかもしれません。

それはあなたにコントールできないわけです。

でも、あなたにはそれをどうすることもできません。

逆にあなたが、「この人ショボいな」とか、相手に対して失礼な感想を持つこともあるはずです。

はっきり口に言えば失礼になってしまいますが、
心の中では自由な感想を持つことは、悪いことではありません。

だから逆の立場になって、他人にあなたのことを自由に思わせてあげるっていうおおらかさを持つことができれば、うまくいくものです。

それでも、私はこういう人だと、自分のことをオープンに話す練習をし始めてください。

そうすると相手に、あなたがおおらかなスタンスでいることが伝わります。

相手には、あなたが押し付けをしない人だということが伝わり、
一緒にいて居心地が良いとあなたのことを好きになってくれるはずですよ。

この記事の筆者
あい結婚スクール
婚活コーチ 山部かよ


三重県出身、熊本市在住。
経験10年以上、相談実績5000件以上のベテランコーチ。

40代でも結婚相手に妥協したくない女性の心強い味方。 「2週間で3人から告白された!」等、ミラクル続々発生中! プロフィール詳細はこちら